ソフトテニスを始めたばかりのあなたは、まずボールを打つことが楽しいと思います。
- 始めたばかりのときはどのような練習をしたら良いでしょうか?
- テニスコート以外でも練習できる方法がしりたい
- どうしたら上手になれるの?
このような課題を持っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、ソフトテニスを始めたばかりのあなたでもできる、ソフトテニスの楽しみ方や練習方法について掘り下げていきます。
ソフトテニスの楽しさとは
ソフトテニスは一つのボールを相手と打ち合うスポーツです。必ず相手が必要なので、一人ではできないということですね。シングルスでは2人、ダブルスでは4人必要となります。
ゴム製のボールを打った音が心地いい
ソフトテニスの最大の特徴はゴムボールであるということです。
ラケットでボールを打った際に出る「ポーン」という音はソフトテニスならではの音で、心地よさも感じられます。
相手次第で勝てるチャンスは無限大
相手がいるので、自分の調子が悪くても、相手がミスをしてくれれば勝てる可能性が出てきます。
また、テニスコートは広いので、必ず相手が取れない場所が存在しています。
その隙間を探してボールを打つ楽しさもありますね。
個人競技であるが団体競技でもある
試合は基本的に一人もしくは2人の個人競技ですが、団体戦の大会もたくさんあります。3ペアの点取り方式や5ペアの点取り。
また、中学生からシニア55までの11ペアでの市町村対抗の団体戦を行っている場合もあります。
全中、インターハイ、インカレ、全日本実業団等全国規模の大会でも団体戦を行っています。
団体戦はチームの団結力が勝敗を左右します。また、チームの一体感も生まれ、味方選手の応援も楽しいものです。
団体戦の雰囲気が好きという方も多いのではないでしょうか。
ソフトテニスはどこでもできる
ソフトテニスはテニスコートでしかできないのでしょうか?
実はソフトテニスはどこでもできます。
自宅の中で
自宅の中でもソフトテニスを楽しむことは可能です。
ボールにゴム線がつながった練習器具が販売されていて、ラケットのガットにきっかけるとボレー練習が自宅でもできるのです。
しかも、連続でボレーをすることになるので、腕の筋力UPにもつながります。
また、強く打てば早く帰ってくるので、無駄な手の動作が減り、効率的で無駄のないボレーの面の使いかたの習得につながります。
始めは連続して続けるのは難しいかもしれませんが、子供は習得がはやくすぐにできるようになるでしょう。
自宅の庭で
自宅に庭があればそこでも練習は可能です。
- 素振り
- ボレーボレー
- フットワーク
このくらいは練習できます。
また、ネット付きの球出し練習器具が販売されており、車一台分のスペースがあればストローク練習も可能になります。
これがあれば、テニスコートの予約が取れない時やテニスコートに行く時間がない場合でも一人で練習ができますね。
リバウンドネットという商品が販売されています。
工作が得意な人は自分で作ることも可能です。私が作成したリバウンドネットの作り方を公開しています。
関連記事 ⇒ 自宅で練習できるリバウンドネットを作ってみた【ソフトテニス】
世界最強の壁打ち
私がおすすめするのは壁打ちです。
テニスコートの横に壁打ちスペースがある施設も多いのではないでしょうか。
私は壁は世界最強だと思っています。
何度打ち込んでも必ず返ってきますよね。
ソフトテニスを始めたばかりの時は、テニスコートは広すぎてネットの反対までボールを飛ばすことは大変です。
壁打ちであれば、目標が近くになり壁に向かってボールを打つのことで、目標をめがけて打つ意識が高まります。
壁打ちが上手になると、自然とコートの中で打ってみたいと思うようになり、コートでも素晴らしいボールが飛んでいくようになるでしょう。
最初の楽しみ方、練習方法
はじめたばかりで、うまくボールが打てない小学生に効果的な練習方法を紹介します。
ボレーボレー
1メートルくらい離れたところでボレーボレーを行います。
近くに相手がいることで、ボールのコントロールは必要ありません。
お互いが打ちたい場所にラケットを前に出したまま、ボールを少しはじくだけのボレーボレーを行いましょう。
中学生のウォーミングアップにも最適です。
関連記事 ⇒ 一人でもボレーが上達できるおすすめの練習方法【ソフトテニス】
テニスコート半分のラリー
始めたばかりはネットの高さが気になるものです。ソフトテニスはネットを挟んで行うスポーツですが、実はネットはミスを誘うためにもあるのです。
そのため、テニスコートの半面を横につかい、センターラインをネットに見たててネットなしのラリーを行いましょう。
ネットがないのでラリーが続きソフトテニスの楽しさを感じることができます。
ラリーがつながるようになるともっと難しいラリーをしたくなるでしょう。
そのように感じ来たら、ネットを挟んでショート乱打へ移行するのが良いと思います。
常にゲーム感覚で楽しむことも重要です。
壁打ち
先ほども紹介しましたが、壁打ちでほとんどのプレーの基礎は習得することができます。
- 定位置でのストローク(フォア、バック)
- フットワークからのストローク(フォア、バック)
- サービス
- ストロークの種類(シュート、ロビング、中ロブ)
このような基本のプレーを習得しましょう。
それでは、ストロークの練習方法について説明していきます。
Step1
手投げでボールを出し、1、2、3のリズムでボールを打ちます。
フォアとバックを交互に連続で行いましょう。
【ポイント】
壁に向かって楽しく打つということを意識するのが良いでしょう。
Step2
手投げでボールを出し、低いシュートボールと高さのあるシュートボールを打ちます。
フォアとバックを交互に連続で行いましょう。
【ポイント】
壁に向かって楽しく打ちましょう。
Step1ができるようになっていると、高さをコントロールする技術が身につくようになります。
高さのあるシュートボールを打つことでロビンの上達にもつながります。
まとめ
今回はソフトテニスを始めたばかりの小学生がどんな練習から始めたら楽しくなるのかを紹介しました。
ポイントをおさらいします。
ソフトテニスの楽しさとは
- ゴム製のボールを打った音が心地いい
- 相手次第で勝てるチャンスは無限大
- 個人競技であるが団体競技でもある
ソフトテニスはどこでもできる
- 自宅の中で
- 自宅の庭で
- 壁に向かって
最初の楽しみ方、練習方法は壁打ちで習得しよう
ソフトテニスを始めたばかりのあなたへ。
小さいコートから初めて楽しさを知れば、テニスコートを大きく使った時にさらに楽しくなるでしょう。
「継続は力なり」という言葉があるようにコツコツ練習を積み重ねることが大切です。
ボールを打つたびに上達する小学生はうらやましくも感じますが、上達することはとても楽しいことだと思います。
あなたも明日から壁打ちにトライしてみてはいかがでしょうか。
素敵なソフトテニスライフを!!
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