いつでも練習できる環境を作る!リバウンドネットの作り方【ソフトテニス】

自宅で練習できるリバウンドネットの作り方 ソフトテニス

自宅でソフトテニスの練習したいと思ったことはありませんか。

そのような練習アイテムを探しているときにリバウンドネットというものを発見しました。

庭に一つあるとソフトテニスだけではなく、サッカーやバレーでも使用できそうな気がします。

既製品を購入して期待外れだと悲しいので、実際にホームセンターで売っている部品で製作してみました。

その制作過程を紹介していきます。

・リバウンドネットを自分で作るための部品や手順が知りたい
・自宅で練習するために、リバウンドネットが欲しいけど、どれがいいのかわからない
・自作したいけど何を買えばいいのかわからない

そのような疑問にお答えしてきます。

この記事を読めば、リバウンドネットを自作する方法、概算費用がわかります。

リバウンドネットを買おうか作ろうか考えている方の参考になればと思います。

結論から言うと、リバウンドネットは購入したほうがお得です。

しかし、自作することでのメリットありますので合わせて紹介します。

リバウンドネットとは。自作することのメリット

自宅で練習できるようにリバウンドネットというものがあります。

リバウンドネットで検索すると下のようなの商品がでてきます。

テニスコートが予約できないときや、自宅でのんびりテニスの練習をしたいと思った人はいるかと思います。

このようなものが自宅にあったら、子供たちが自宅で練習できるかなと思ってしまいました。

でも既製品を買ってもソフトテニスで使っている人がいないので、本当に使えるのかがわかりませんでした。

そこで、部材の調査やサイズ等を調べてみると自分で作れるような、シンプルな構造だと思い、以下のような簡単な絵をかいてみました。

リバウンドネット図面

図面というよりお絵描きレベルですが、完成のイメージを作ることはとても大切だと思います。

絵をかいてみると、「よし、作ってみよう!」ということになりますね。

自作するメリットは以下ではないかと思います。

  • 自分の欲しいサイズに作ることができる。
  • ほかのスポーツにも使える。サッカー、バレーボールはもちろんのこと、懸垂もできる。
  • バウンドの強さを調整できる。
  • いつでも簡単に補修ができる。

こっそりトレーニングも出来るようにしたいという人は、同じ形にするとこのような四角の形にするのをおすすめします。

リバウンドネットに必要な部材

私が購入した部品と値段を紹介します。
ホームセンターで購入可能なモノばかりで作成してみました。
私はジョイフル本田で購入しています。

購入した部材のリストです。
パイプは太めのものを購入したので、費用を抑えたい人はもう少し細くてもよいと思います。

部品購入リスト

部品名称個数単価合計
高耐食メッキパイプ Φ31.8×1.6×2000mm8¥739¥5,912
高耐食メッキパイプ Φ31.8×1.6×1000mm4¥437¥1,748
ダクロタイズド3Dコーナー8¥368¥2,944
ベンリーネット2m×2m1¥2,948¥2,948
ステンレスホーマナットM8(10個入り)2¥123¥246
ステンレスホーマナットM8 単品4¥13¥52
ステンレス6角ボルトM8×45mm(10個入り)2¥580¥1,160
ステンレス6角ボルトM8×45mm 単品4¥58¥232
ダンポール 1800mm2¥68¥136
ダンポール 2100mm2¥70¥140
結束バンド屋内外用 150mm1¥498¥498
ゴムロープ 3m3¥148¥444
ダクタークリップ(5個入)1¥258¥258
鉄工用6角軸ドリル 8.5mm1¥1,639¥1,639
一発止型アルミ製1¥1,408¥1,408
ミツビシ工業用水性ペイントマーカー1¥192¥192
合計42 ¥19,957

既製品を買うのと変わらないんじゃないのか?

というご意見もあるかもしれませんが、気にせず進めます。

パイプが思ったよりも高くなってしまいました。

部品を安く購入できればその分費用は抑えられますので、費用がになる方は工夫をしてみてください。

リバウンドネットの作り方と手順のポイント

材料が揃ったところで、リバウンドネットの製作手順を紹介していきます。

既製品ではないので一部加工をする必要がありますのでご注意を。

パイプに穴をあける

パイプ穴あけ_貫通マーク

この作業が一番大変でした。

パイプに貫通穴をあけるのって難しいです。ポイントも含めて紹介します。

「パイプ 貫通穴」で検索するとポイントが載っていましたのですぐ調べましょう。

紙に半円の距離でマーキングをしたものを作ると、貫通穴の位置を簡単にマーキングできることがわかりました。

上の図のように紙に外周の距離でマーキングをしたものを作ると、貫通穴の位置を上下でずれなくマーキングできることがわかりました。

上下の位置をきちんと図る方法はこの方法が一番簡単だと思います。

いらない紙があれば簡単に作ることができますね。

パイプ穴あけ_途中経過

パイプに穴をあけるときは一度に大きな穴をあけるのではなく、3mm程度の穴径で一度下穴をあけるようにしましょう。

右  :穴をあける前

真ん中:3mmの穴をあける

左  :8.5mmの穴をあける

このように徐々に開けないときれいに穴が開きません。

パイプをそれぞれ組み立てる

穴をあけたパイプとコーナーの部品を組み立てていきます。

まずは片面の四角形を組み立てます。

組み立て_穴を合わせる

コーナーの部品の穴とストレートパイプの穴を合わせて組付けていきます。

この時、ボルトとナットで固定してきますが、手で絞める程度にします。

4つの角を組み立てていきすべてがはまったらしっかりと占めるようにしましょう。

組み立て_コーナー

コーナーの部品はこのようにつながります。

向きがありますので注意してください。

組み立て_四角

片面をすべて組み上げるとこのような形になります。

形がようやく見えてきました。

ネットを張る

パイプがしっかり組みあがったら、いよいよネットを張っていきます。

ネット張り_部品

ネットはベンリーネットというものを購入しました。2m×2mのサイズです。

青い棒はネットとフレームをつなげてネットをピンと張るために用意しました。

写真にはありませんが、自転車の荷台にくくりつけるゴム紐も購入しました。

ネット張り_下側

まずは、下側になる部分を固定します。

固定をする部位には青い棒を通しています。こうすることでネットが均等の強さで張れると思います。

これにはタイバンドを使用してしっかり止めていきます。

まっすぐになるように止めることがポイントです。この時点ではまがネットは緩んでいても問題ありません。

ネット張り_補強の棒挿入

ネットの左右と上側にも青い棒を通します。

フレームから3マス分くらい離して通しておくと、後でゴム紐でテンションをかけるときにちょうどいいと思います。

青い棒はネットに交互に通します。

ゴムバンドを取り付けてネットをピンと張る

リバウンドさせて跳ね返すためにはネットをピンと張ることが重要です。

ネット張り_ゴム紐でテンションをかける

そのためのアイテムが自転車の荷台にくくりつけるためのゴム紐です。

自転車コーナーで売っていました。

縦横ともに2mのサイズですが、ゴムひもは3mのものを準備しています。

左の写真のようにスパイラル上に巻いていくので、2mでは確実に足りなくなります。

ネット張り_テンションの目安

左右と上側をスパイラルに固定していくとピンと張ることができます。

左の写真のように水平にしてもネットが垂れないくらいが目安です。

完成!!

これで完成です。完成したら試打をしてみましょう。

リバウンドネット完成品

イメージ通りのバウンドで返ってきましたか?

ネットの張りが弱いと返ってきませんので、思たよりも跳ね返りが少ない人はネットがピンと張れているかチェックしてみましょう。

おまけ 微調整のために角度をつける

思ったよりも下に跳ね返ってしまい連続で打てないと思います。

そのときはブロックやレンガで手前側が上がるように角度をつけてみましょう。

まとめ

リバウンドネットを作った感想です。

  • 費用は購入品とほぼ同額(残念)
  • 自分で作った満足感は高い
  • 既製品が大きすぎる場合は小さいサイズも作れる
  • ネットをピンと張るのがポイント

いかがでしたでしょうか。衝動的に作ってみたリバウンドネットですが、思ったよりも完成度が高くできました。
DIYが好きな人は簡単にチャレンジできるものだと思います。

自分の練習用、お子さんの練習用にあなたも製作をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

やっぱり既製品がいいなという人はこちらを確認してみてください。

もっと簡単なものがいいという人はこちらをどうぞ。

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あなたも素敵なソフトテニスライフを。

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