ソフトテニスが上手になりたくて、毎日練習しているあなた!
練習ばかりしていては上手になれても、試合で勝てるようにはなりません。
- 練習ではミスが少ないのに、試合になるとミスが増えてしまう。
- ポイントは取れるのにゲームがとれないんです。
このようなことに悩んでいないでしょうか?
今日は試合に勝てる戦術について説明します。
関連記事⇒初心者におすすめのダブルスの戦術-ポイントをとるヒント【ソフトテニス】
戦略と戦術とは
まずは、戦略と戦術について説明します。
戦略と戦術は別なものですのであなたもうまく使い分けてください。
言葉にすると難しいので、太字のみ理解していただければ大丈夫です。
戦略とは目標達成のための長期計画です
戦略についての一般的な言葉の意味です。
戦略(せんりゃく、英: Strategy)は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である[1]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
また、特にスポーツではスキル上達や戦術練習、トレーニング、メンタルトレーニングなどが含まれます。
また、どのようなチームを作るのか?
どのような選手育成を行うのか?
このような、他チームとの違いを出していくための方法です。
関連記事⇒ソフトテニスの試合で勝てる戦略の考え方とイメージトレーニング方法
戦術とは 合理的かつ効果的な行動 です
戦略の一般的な言葉の意味です。
戦術(せんじゅつ、英: Tactics)は、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である[1]。そこから派生して言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。理論的・学問的な側面を強調する場合は戦術学とも言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戦術とは特定の状況において、合理的かつ効果的な行動ということで、相手のくせ、特徴、動作スピード、位置などからその時々で、可能な限りポイントに結び付く確率の高い行動を選択することです。
関連記事⇒初心者におすすめのダブルスの戦術-ポイントをとるヒント【ソフトテニス】
戦術で初めに考えることは?
戦術で初めに考えることは何でしょうか。
相手の特徴を見つける
初めに相手の特徴をみつけましょう。
- サービスは早いか遅いか
- ストロークは早いか遅いか
- ミスは多いか少ないか
- シュートボール主体かロビング主体か
- ボレーは手打ちか、足を運んでいるか
- スマッシュは深くまで追いかけるか
- ラリーが続いてもミスが少ないか
このようなポイントから相手の特徴を探していきます。
自分達の特徴と比較する
自分たちの特徴をあらかじめ把握しているのであれば後は相手との組み合わせを行い、戦術を考えます。
相手の特徴と自分たちの特徴をベースに相手とラリーになった場合どのようなことが起こるのか予測すると戦術がでやすいと思います。
予想の例
- 相手はサービスが速いが、ストロークが続かない
- 相手はポーチボレーは得意だが、スマッシュは深く追わない
相手がこのような場合、自分たちとしてはこのように考えます。
- レシーブは慌てずにしっかり返すことをまず考えよう。攻めるのはサーブに慣れてからにする
- ラリーはロビングを使い相手を崩していこう
- 上がったチャンスボールをしっかり決めていこう
そうすると試合の前に自分たちがどのようなプレーができればポイントに結びつくのかがイメージしやすくなりますね。
これが試合における戦術です。
自ら考える力を身につける
戦術の立て方がわかったら、どうやって実践するか、どうしたら戦略が立てられるようになるのかを説明します。
相手を分析できるようになる
戦略を立てるために相手の得意・不得意の特徴を見つける必要がありますね。
そのためには、練習の時から相手の様子を見るようにしましょう。
乱打の様子、ストローク練習の様子、試合形式での相手の様子など、チームメイトの様子を見るだけでもあなたの分析力は向上していきます。
また、チームメイトを観察することで、体調不良やプレーの調子の良しあしにも気づくことができチームメンバーにへの気使いもできるようになるでしょう。
自分を分析できるようになる
これが一番重要です。相手ばかりを分析しても自分の特徴がわかっていなければ戦略は立てられません。
あなたの特徴は何でしょうか?練習の時に考えてみてください。
練習で好きなメニューではなく、試合の時に得意なプレーです。
得意なプレー = 周りがよく見えていて、自信をもってできるプレー だからです。
例えば
- ロビングが得意
- サービスが得意
- レシーブに自信がある
- 守りのボレーに自信がある
- スマッシュはベースラインまで追いかけられる
- ストロークのミスが少ない
このようなシンプルな特徴でかまいません。
あなたの特徴を洗い出してみましょう。
自ら考えるクセをつける
戦術を考えるのはあなたです。実際にコートに立っている選手が戦術を考える選手が試合に勝てる選手になります。
監督でもコーチが行うのはアドバイスであると考えましょう。
あなたが考えることで試合のポイント・ポイント間ですぐに修正することができるでしょう。
また、試合の終盤で戦術変更したい場合に自ら考えておくことで柔軟に対応ができるようになりますね。
普段から自分で考えるクセをつけるトレーニングをしましょう。
まとめ
1.戦略とは目標達成のための長期計画
戦術とは合理的かつ効果的な行動
2.戦術で初めに考えることは?
・相手の特徴を見つける
・自分達の特徴と比較する
3.自ら考える力を身につける
・相手を分析できるようにする
・自分を分析できるようにする
いかがでしたでしょうか。
今回は試合に勝てる戦術の立て方について説明しました。
試合をするのはあなた自身です。
自ら考えられることで、監督・コーチのアドバイスもさらに効果的になることでしょう。
あなたも明日から戦術について考えてみてはいかがでしょうか。
あなたも素敵なソフトテニスライフを。
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