ソフトテニスって奥が深いですね。
平行陣、雁行陣(がんこうじん)、ダブル前衛やダブル後衛。
それぞれの陣形はどのような特徴で、ソフトテニスの場合どれが強いのか気になったことはありませんか。
全日本小学生ソフトテニス選手権をみて改めて感じました。
でもソフトテニスのダブルスにはさまざまな陣形がありますね。小学生はダブル後衛が多かった気がします。
- 平行陣と雁行人どちらが良いのでしょうか?
- ネットプレーが得意な選手だけでもペアを組めますか?
- わたしに合うスタイルはありますか?
そのような疑問にお答えします。
陣形は大きく2つ!
陣形は大きく分けて2タイプあります。各々を説明していきます。
雁行陣
ソフトテニスでは定番の陣形です。
ネット側のプレイヤーを前衛、ベースライン側のプレイヤーを後衛と呼びます。
後衛はベースラインでワンバウンド後にストロークを主体にプレイヤーを行い、前衛はネット付近でノーバウンドのボールを処理します。
平行陣
平行陣はその名の通りプレイヤーが平行に位置して戦います。
ネット際に近くで平行になっているタイプと2人のプレイヤーがベースランで戦うタイプがあります。
それでは雁行陣と平行陣について詳しく説明していきます。
雁行陣のタイプ
雁行陣にはどのようなタイプがあるでしょうか。
前衛、後衛ポジション固定タイプ
ネットプレーが得意な選手とストロークが得意な選手が組むことでできる組合せで、一番多いタイプではないでしょうか。
前衛と後衛の役割がはっきりしています。
前衛、後衛ポジション交換タイプ
ネットプレーもストロークも得意な選手同士が組む場合このパターンになるでしょう。
サービスの場合はサービスを打たない選手がネット側に立ち、プレーを行います。
レシーブの場合もレシーブを打たない選手がネット側に立ちます。
そうすることで無駄な動きが減り理想なポジションを早く組み立てることができます。
平行陣のタイプ
ネットに詰めてプレーをするタイプがダブル前衛。ベースラインでプレーするタイプがダブル後衛と呼びます。
ダブル前衛の特徴
2人のプレーヤーが常にネットの近くでプレーを行います。
ノーバウンドでボールをタッチする回数が多くローボレー、ハイボレー、スマッシュを確実にプレーしていくことが重要になります。
ダブル前衛タイプはノーバウンドのボールを処理するので、決定力があり、1ポイント毎の展開が早くなります。
ダブル後衛の特徴
ダブル後衛タイプはストロークで粘り強くつなぎ、相手の体勢が崩れたところにシュートボールを打ち込みミスを誘います。
相手が雁行陣の場合、ストロークが2対1になるので体力的には有利になります。
しかし、2人のポジションが開きすぎると、センターを狙われ相手のチャンスボールになる可能性があります。
センターのボールをどのように処理するかがポイントになります。
強い陣形はどれ?
では4つの陣形の中で強いのはどれでしょうか?
私の意見としては、「雁行陣の交換タイプ」が最強だと思います。
実は、このタイプで日本一になった選手はまだいないと思います。
しかし、今後はオールラウンドな選手が求められると思うので、ストロークもネットプレーもできるこのタイプが控えめにいっても最強です。
あなたはどう思うでしょうか?
あなたの陣形でも間違いではありません。勝った選手が強いのです。
ペアのスタイルが決まった人は作戦ボードで戦術を立ててみましょう
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まとめ
- ソフトテニスの陣形は大きく2つ、平行陣と雁行陣
- 雁行陣のタイプはポジション固定タイプとポジション交換タイプ
- 平行陣のタイプはダブル前衛とダブル後衛
- 最強の陣形は雁行陣のポジション交換タイプ
いかがでしたでしょうか。
今回はソフトテニスの陣形について説明しました。
ソフトテニスはいろいろなプレースタイルがあるので、あなたの得意なプレーをうまく見つけることで、新しいプレースタイルが発見してみてください。
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あなたも素敵なソフトテニスライフを。
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