ソフトテニスが上達したい選手は様々なことをコーチに相談してくるのではないでしょうか。
聞くスキルである「傾聴力」を伸ばすことで、コーチは選手の相談を上手に聞くことができ、選手との距離を縮めることができます。
上手に選手の話を聞き、選手の言うことをしっかり受け止めるられるようにしましょう。
- 選手の相談をうまく聞けない
- 選手の相談されるがどうしたらよいかわからない
- 相談を聞く良い方法はあるのか
このような課題が解決できると思います。
相談を聞くことは、本当に難しいスキルなのですが、コツを習得してできるようになれば、言葉以上のものとなり、選手に心を開いてもらえることができます。
じっくり待つ、そして待つ
聞くことは 、自分が話すために選手の話が終わるのを待つことではありません。
自分の思う長さの二倍は待つことがポイントです。
相手が充分に考え、そして話せるようになるまで待てればOKです。
自分の話をしない
選手の関心を自分に向けさせてしまう可能性があります。
自分の話は求められるまでしない。
仮に尋ねられた場合には簡潔に話すようにします。
小さなことについて、たくさん質問する
事細かに、そして具体的に尋ねましょう。
人は行動を起こすとき、本能的に具体的であることを好みます。
概念的なことではなく、その選手でしか答えられないような質問が良いでしょう。
自分に正直でいる
選手の話を聞き逃したり、理解ができなかったら、素直にそう伝えます。
相手は中断されても、自分を理解しようとしている姿を歓迎するでしょう。
知っているふり、わかったふりは相手にも伝わります。自分に正直に生きましょう。
選手の立場に立つ
批判なアドバイスは前向きではないのでしません。
上手な選手の立場だけではなく、上手ではない選手のい視点からも物事を見ます。
選手の能力を決めつけることも避けましょう。
ネガティブな反応しない
よりごのみせず、大きな気持ちで寛容さと忍耐を持ちましょう。
否定したり、以前に聞いたことがあるかのように振るまってはいけません 。
たとえ聞いたことがあっても、前とは違って、何か新たな気づきがあるかもしれません。
また、あなたにとって良くない情報、結果であってもネガティブに考えないようにしましょう。
コーチがポジティブに考えると、その気持ちが選手にも伝わります。
短いフレーズで伝える
「いいえ 」「はい 」「そうですね 」「おっしゃることはわかります 」どれも短いですが 、相手に伝わるものばかりです。
そのような言葉を積極的に選び、注意深く会話にはさみます。
ただの繰り返しにならないように。
そこに込められた本当のメッセージは、「私は聞いています。どうぞ続けてください」という同意の意思表示になります。
ユーモアと笑いを忘れないこと
ユーモアは選手との距離が縮まる道具になります。
ユーモアを活かして明るく振舞うことで、選手の緊張をほぐすことができます。
深刻な状況にあるとしても、決して笑いを忘れないこと。
「ふざけるユーモア」ではなく、緊張をほぐす目的で使用しましょう。
また、誰かを侮辱するユーモアではいけません。
誰かを傷つけるのではなく、みんなが気持ちよく笑えるものを選定しましょう。
会話の中にユーモアがあると、選手との心の打ちとけも早くなります。
選手の鏡になる
ミーティングでは時々、選手の言ってることを要約してあげましょう。
話の内容をはっきりさせることができ、選手にとってはあなたが理解していることが伝わります。
同時に選手は自分の話した内容を聞いて、もっと理解を深めることができます。
選手が話す時間を与える
この会話は、選手が話すためのもので、自分は聞き手であることを明確に決めておきます。
指摘したり、否定したり、選手に何かを教えようとしないこと。
選手がしっかり話す時間として確保します。
選手に教える時間は別で準備します。
それは時間とともにやってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、選手の相談を上手に聞くポイントを紹介しました。
これからコーチや監督になる方、もしくは保護者からコーチをお願いされているけどどうしたらよいか不安がある人はたくさんいると思います。
コートの中だけではなく、コートの外で選手の相談を聞くことができれば、さらにその選手の良さを引き出すコーチングができるようになると思います。
技術だけではなく、心のパフォーマンスも向上させていきましょう。
悩んだときは、一度立ちどまって考えることも必要です。
選手の相談を聞いた後は、下の記事を参考に選手のやる気を引き出してみてください。
あなたも素敵なソフトテニスライフを
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