ナスの実がならなくて困っている家庭菜園初心者の皆様。
週末の1時間のみの管理で手間をかけずに簡単にナスを栽培する方法を紹介します。
毎年再現性の高い栽培が可能になります。
ナスは何から育てる。種から?苗から?
種から育てることは考えない
種から育てる必要はありません。種で苗を育てても植えきれない苗ができあがり、植え付けに困ります。
また、私も種からの栽培を何度か試しましたが、ヒョロヒョロと弱い苗しか育てられませんでした。
週1回の管理では種からの苗栽培は難しいと実感しました。
苗から育てることが成功の第1歩
ナスは苗から育てましょう。5月の連休前にホームセンター等で苗が売り出されます。
なるべく5月連休の後半に苗が大きくなっているものを購入すると良いでしょう。
大きく育ったものは植え付けたあとの成長も早いです。
だいたい50センチくらいの苗であれば大きいほうです。ホームセンターで買えば間違いありません。
私が今年植え付けたナスの5月の状態はこのようになっています。
合わせて買いたい!ナスを育てるために必要な農具
支柱を同時に買いましょう
ナスは1.5メートルくらい成長します。そのためそのままでは支えられずに倒れてしまいますので、支柱を立てて支える必要があります。
野菜の栽培の本によく乗っているように、3本仕立てにしましょう。
最初の花が咲いている部位の上下の目を延ばして3本にします。
その3本はとても勢いがよく成長してくれるためです。
支柱には1.8メートルくらいの支柱をホームセンターで購入しておきましょう。
3本必要です。また、それとセットで野菜の茎を支柱に止めるテープも購入しておきましょう。
植え付けた後の管理方法。週に1回の確認ポイント
植え付けたあとは支柱を立てるタイミングまで待つ!!
植え付けまで終わってしまえばあとはほぼ放置で可能です。徐々に枝が伸びていきますが、支柱を立てるまで伸びるのに1か月くらいかかります。それまでは期待に胸を膨らませながら待ちましょう。
わき芽を取りましょう
植え付けて2週間もするとわき芽が伸びていきます。
花が咲いている部分の上下以外は手で取りましょう。
毎日見なくてOKです。週1回みれば大丈夫です。手間はかけなくてもいいんです。
わき芽の場所、取り方はネットで検索してみてください。
ナスがたくさんなるので毎日収穫しましょう。
1か月すると枝が伸び支柱を立てる必要が出てきます。
ナスの育てかたにあるように支柱を立てて誘引します。大体の形でOKです。
ここまでくればあとは放置でOKです。まいにちナスが食べられるようになります。
ナスが多くなりすぎてしまった場合
気にせず切り落として畑に埋めましょう。
後からたくさん出来上がってくるので気にしません。
枝に付けたままにすると実に栄養が取られ、次の実が大きくなりません。
もったいないと思うかもしれませんが、そこは思い切って切り取りましょう。
まとめ
- 苗から育てる
- 苗と同時に支柱を3本かいましょう
- 植え付けた後はわき芽をとる
- 支柱を立てたらあとは放置でOK
今回は簡単なナスの栽培方法を紹介しました。
ナスは一度植え付けると秋まで長く食べられる野菜です。
収穫以外はほとんど手間がかかりません。
皆さんもぜひナスの栽培にチャレンジして、家庭菜園生活を楽しんでください。
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