自然派の家庭菜園愛好家必見!害虫対策のベストプラクティスを紹介する実践的方法

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家庭菜園での困りごの一つとして害虫被害があるかと思います。

作物が害虫に食べられてしまうと、収穫が思ったようにできず、本当に悔しいんですよね。

どれだけ丹精込めて育てても、虫に食べられてしまうことはよくあります。

作物が害虫に感染してしまって、一つずつ黒くなっていく様子を見ると、胸が痛みます。

どうしてこんなことが起きるのか、もう手が付けられない感じで、心が折れそうです。

害虫が増えて庭中に広がってしまったら、どうしようもなくて、絶望的な気持ちになります。

どれだけ対策を取っても、制御することができないのは、本当に無力な感じがして、もう諦めたくなります。

家庭菜園では農薬をまきたくないし、野菜が害虫に食べられてしまわないか心配になりますよね。

害虫に対する考え方を変えるだけで心配がなくなります。

家庭菜園で害虫に悩んでいる人のために、害虫による被害を受けることで感じる無力感や失望感、諦めたくなる気持ちにならないように予防方法を紹介してきます。

害虫はどこから発生するのか

害虫はいろいろなところから発生します。

害虫の種類を紹介します

家庭菜園によく発生する害虫を紹介します。私の畑でもこれらの虫がよくいます。

アオムシ

モンシロチョウの幼虫で少数でも甚大な影響を受ける害虫です。

成虫が飛んでいたら卵が産み付けられているので葉の裏に産み付けられた卵を除去します。

アオムシ|害虫について|病害虫図鑑|アースガーデン ~園芸用品~|アース製薬株式会社
「アオムシ」に関する説明と、関連製品を紹介しています。

テントウムシダマシ

姿形はテントウムシにとても良く似ていますが、実は野菜の葉を食い荒らす害虫です。ジャガイモの葉によくつきます。

幼虫と成虫とも葉を食害します。気温の低い早朝に駆除しましょう。

テントウムシダマシ|害虫について|病害虫図鑑|アースガーデン ~園芸用品~|アース製薬株式会社
「テントウムシダマシ」に関する説明と、関連製品を紹介しています。

アワノメイガ

茎や葉莢の中に入り込み実の内部を食い荒らす害虫です。

トウモロコシでは中に潜りこんで果実をかじるので収穫ができなくなります。

メイガ|害虫について|病害虫図鑑|アースガーデン ~園芸用品~|アース製薬株式会社
「メイガ」に関する説明と、関連製品を紹介しています。

害虫が発生する環境

害虫が発生するのは環境が大きく影響しています。

害虫が発生しやすい環境を紹介します。

日当たりと風通しが悪い

日当たりの悪い場所で野菜を育てると、野菜の光合成が阻害されてしまい、生育不良の大きな原因になります。

植え付け場所に雑草が生えている

害虫は野菜だけに発生するわけではありません。

栽培地周辺に生えている雑草や、間引きした苗を積んだ場所などには、害虫が発生して繁殖場所になります。

雑草の影は虫の格好のすみかになります。

なるべく雑草は除去しておきましょう。

水はけが悪い

高温多湿な場所は害虫の絶好の住処となります。

特にナメクジ系の害虫が多湿を好んで集まり、それを餌とする鳥や小動物もやってきます。

水はけが悪くならないように排水の良い土壌を心がけましょう。

害虫を防ぐ方法

害虫が発生する環境がわかれば防ぎ方もわかってきますね。

害虫が発生する環境をかえる

日当たりの良い場所に植える

日当たりの悪い場所で野菜を育てると生育不良の原因になります。

野菜の生育が悪くなると、害虫への抵抗力が弱くなり、害虫の付きやすい状態になります。

風通しの悪い場所も害虫の住処となります。

雑草を除去する

雑草は早いうちに除草して、枯れた葉や間引きした株は放置しないようにします。

雑草は小さいうちであれば抜くことが簡単なので、週末の時間に害虫の発生を防ぎましょう。

水はけをよくする

水はけが悪くならないように排水の良い土壌を心がけましょう。

水はけをよくするためには、植え付け前に腐葉土を入れると効果が大きいです。

植え付けた後であれば、畝の間を軽く耕すだけで水はけは少し改善されます。

簡単な害虫対策

それでも少しでも沢山収穫したいので害虫は少ないほうが良いですよね。

簡単な害虫対策を紹介します。

不織布や寒冷紗を利用する

どうしても害虫を減らしたい場合は不織布や寒冷紗を使用して防ぎましょう。

耐病性・抵抗性のある品種を育てる

野菜には同じ品種でも病気や害虫に強い品種があります。

種や苗を選ぶときには、出来るだけ抵抗性のあるものを選ぶようにすると、害虫に食べれにくいものを育てることができます。

害虫が発生したら

家庭菜園で害虫が発生した場合の対処方法はさまざまです。

対策方法をいくつかご紹介します。

手作業での害虫の摘除

害虫を目視で確認し、手で収穫するか摘み取ることで害虫の数を減らすことができます。

特に大型の害虫や手で取り除ける昆虫に対して有効です。

天敵による防除

天敵となる生物を利用して害虫を制御する方法です。

例えば、害虫の天敵となる昆虫や鳥、カエル、ハチなどを利用することで、害虫の天敵を増やし、バランスを保つことができます。

有機農薬の使用

有機的な成分や天然素材から作られた農薬を使用することで、害虫を制御することができます。

天然素材であれば体に害はないので安心です。

防虫ネットの設置

害虫が作物に侵入するのを防ぐために、防虫ネットを設置することが効果的です。

ネットの目の大きさによって、害虫の侵入を防ぎながら日光や風を十分に取り入れることができます。

輪作や混植

作物を定期的に移動させたり、異なる種類の作物を混植することで、害虫の被害を軽減することができます。

害虫が特定の作物に寄ってくることを防ぎます。

これらは一般的な対策方法ですが、害虫の種類や被害状況に応じて最適な対策を選択することが重要です。

また、環境への影響や自身の安全にも留意しながら、適切な方法を選択してください。

あきらめも肝心です

害虫はどんな対策をしてもいなくなることはありません。

発想を変えて害虫と上手に付き合うようにしましょう。

私の畑では、害虫はおいしさのバロメーターだと思っています。

週末しか畑を見れませんので、どうしたら手抜きができるのかを考えています。

”なるべく手間をかけない”なので害虫も仲良く共存する。そう考えると心配は減りますね。

まとめ

  • 害虫が発生しやすい環境を変えよう
  • 不織布や防虫ネットなどの農業資材を活用して害虫から野菜をガードする
  • 害虫はいなくなりません。上手に付き合いましょう

6月に入ると虫達も活動が活発になってきます。

害虫とうまく付き合って楽しい家庭菜園ライフをおくりましょう。

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