こんにちは、そるとファームです。
家庭菜園での困りごの一つとして害虫被害があるかと思います。
- ジャガイモの葉っぱが虫に食べられて気になっている
- ナスの葉っぱに虫がついているが大丈夫か
家庭菜園では農薬をまきたくないし、毎日野菜の状態を確認できませんよね。
でも考え方を変えるだけで心配がなくなります。
1.害虫はどこから発生するのか
害虫はいろいろなところから発生します。
1-1.害虫の種類を紹介します
家庭菜園によく発生する害虫を紹介します。私の畑でもこれらの虫がよくいます。
アオムシ
モンシロチョウの幼虫で少数でも甚大な影響を受ける害虫です。成虫が飛んでいたら卵が産み付けられているので葉の裏に産み付けられた卵を除去します。
テントウムシダマシ
姿形はテントウムシにとても良く似ていますが、実は野菜の葉を食い荒らす害虫です。ジャガイモの葉によくつきます。
幼虫と成虫とも葉を食害します。気温の低い早朝に駆除しましょう。
アワノメイガ
茎や葉莢の中に入り込み実の内部を食い荒らす害虫です。トウモロコシでは中に潜りこんで果実をかじるので収穫ができなくなります。
1-2.害虫が発生する環境
害虫が発生するのは環境が大きく影響しています。
害虫が発生しやすい環境を紹介します。
日当たりと風通しが悪い
日当たりの悪い場所で野菜を育てると野菜の光合成が阻害されてしまい生育不良の大きな原因になります。
植え付け場所に雑草が生えている
害虫は野菜だけに発生するわけではありません。
栽培地周辺に生えている雑草や間引きした苗を積んだ場所などには害虫が発生して繁殖場所になります。
雑草の影は虫の格好のすみかになります。なるべく雑草は除去しておきましょう。
水はけが悪い
高温多湿な場所は害虫の絶好の住処となります。特にナメクジ系の害虫が多湿を好んで集まり、それを餌とする鳥や小動物もやってきます。水はけが悪くならないように排水の良い土壌を心がけましょう。
2.害虫を防ぐ方法
害虫が発生する環境がわかれば防ぎ方もわかってきますね。
2-1.害虫が発生する環境をかえる
日当たりの良い場所に植える
日当たりの悪い場所で野菜を育てると生育不良の原因になります。野菜の生育が悪くなると害虫への抵抗力が弱くなり害虫の付きやすい状態になります。風通しの悪い場所も害虫の住処となります。
雑草を除去する
雑草は早いうちに除草して、枯れた葉や間引きした株は放置しないようにします。雑草は小さいうちであれば抜くことが簡単なので、週末の時間に害虫の発生を防ぎましょう。
水はけをよくする
水はけが悪くならないように排水の良い土壌を心がけましょう。
水はけをよくするためには、植え付け前に腐葉土を入れると効果が大きいです。
植え付けた後であれば、畝の間を軽く耕すだけで水はけは少し改善されます。
2-2.簡単な害虫対策
それでも少しでも沢山収穫したいので害虫は少ないほうが良いですよね。簡単な害虫対策を紹介します。
不織布や寒冷紗を利用する
どうしても害虫を減らしたい場合は不織布や寒冷紗を使用して防ぎましょう。
耐病性・抵抗性のある品種を育てる
野菜には同じ品種でも病気や害虫に強い品種があります。種や苗を選ぶときには出来るだけ抵抗性のあるものを選ぶようにすると害虫に食べれにくいものを育てることができます。
3.害虫が発生したら
あなたの家庭菜園にも害虫はいます。どう付き合ったらよいでしょうか。
3-1.害虫はいなくならない
ここまでやっても実は害虫はいなくなりません。おいしい野菜は害虫にとっても居心地が良いのです。
むしろ、害虫が全くいない畑は安全でおいしい野菜ではないかもしれません。
3-2.あきらめも肝心です
害虫はどんな対策をしてもいなくなることはありません。発想を変えて害虫と上手に付き合うようにしましょう。
私の畑では、害虫はおいしさのバロメーターだと思っています。
週末しか畑を見れませんので、どうしたら手抜きができるのかを考えています。
”なるべく手間をかけない”なので害虫も仲良く共存する。そう考えると心配は減りますね。
4.まとめ
- 害虫が発生しやすい環境を変えよう
- 不織布で害虫をガードする
- 害虫はいなくなりません。上手に付き合いましょう
いかがでしたでしょうか。
6月に入ると虫達も活動が活発になってきます。
害虫とうまく付き合って楽しい家庭菜園ライフをおくりましょう。
ほかの野菜の情報はこちらを読んでみてください ⇒⇒⇒ 家庭菜園でつくるアスパラガスの手抜き栽培方法
ここまで来たら今日の仕事は終わりです。あとはゆっくり自宅で一息つきましょう。
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