家庭菜園初心者でも簡単にできる!「分葱(わけぎ)」と「浅葱(アサツキ)」の育て方!

家庭菜園

夏の暑いときに食べるそうめんは格別ですね。そうめんに欠かせないものといえば薬味です。

その薬味の定番といえばネギではないでしょうか。

でも薬味のネギって簡単に育てられるのか、ベランダでも簡単に育てられるのか心配のかたもいるかと思います。

・薬味のネギの育て方を知りたい

・わけぎの育て方って大変ではない

・「分葱(わけぎ)」と「浅葱(アサツキ)」何が違うの

わけぎは簡単に育てることができ、家庭菜園の初心者向けには最適です。

この記事では「わけぎ」の簡単な育て方を紹介します。

「分葱(わけぎ)」と「浅葱(アサツキ)」の違い

ねぎとよく似た見た目をしている「わけぎ」ですが、その違いはどのような点にあるのでしょうか?

今回は、分葱と浅葱の違いや見分け方について詳しくご紹介します!

分葱(わけぎ)とは?

ワケギはネギとタマネギの雑種とされ、主に関西以西で栽培されています。

根元の部分が球根状に膨らみ、分球して増え、種はできません。

球根状の部分はエシャロットのような感じで、一般的なネギより根の部分が少しふくらんでいるのが特徴です。

ワケギのの収穫時期と旬

ワケギは通年出荷されていますが、露地物の収穫盛期は3月中旬頃から5月上旬頃にかけての春と、9月から11月にかけての秋です。

特に春には各地の農産物直売所などに沢山出荷されているのを見かけます。

浅葱(あさつき)とは

あさつきは辛みの強いのが特徴です。本来は山菜で、冬から早春が旬です。

夏になると葉が枯れ、地下の球根だけの休眠状態に入ります。

アサツキは「浅葱」とかかれるように、ネギより浅い緑色をしている事からそう呼ばれるようになったようです。

形は一般的な細ネギとよく似ています。

あさつきの収穫時期と旬

あさつきは夏と冬は休眠状態になり、春と秋に葉を伸ばします。

細い青ネギ状のものは通年市場に出回っていますが、本来の旬は葉を伸ばす春と秋です。

一方、東北地方のあさつきは冬から春にかけてが旬となります。

分葱の育て方のポイント

分葱の栽培のポイントは手間をかけないことです。

植え付けから収穫まで手間をかけずに収穫しちゃいましょう。

分葱の球根を買ってこよう

分葱の球根はホームセンターで簡単に購入ができます。

アサツキ・ワケギの種球は、8月頃になると種苗店やホームセンターで販売されます。

前年に栽培して掘り上げ、保存していたものを種球として利用する場合は、小さいものや枯れているものを取り除き、大きくてハリのあるものを選びましょう。

球根を植えよう!植えた後は放置でOK

8月〜9月頃に植え付け、秋と春の年2回収穫することができます。

また、6月に球根を掘り起こして保存しておくことで、2年目からはその種球を利用することができます。

上記は目安です。地域や品種により異なるので参考程度として下さい。

植えやすいように、種球を1球ずつに分けます。

種球を植え付ける深さは、土の表面に種球の先端がやや見える程度の浅植えにします。

植えた後はほとんど手間をかけなくてOKです。収穫を楽しみましょう。

分葱の収穫方法

秋に草丈20cmになったところで、地際から3cmほど残し、葉だけを切り取って収穫します。

再び葉が伸びて何度も収穫することができますが、葉が細くなっていくので、切り取りは2回程度に留めます。冬に葉が枯れてきたら収穫期は終わり。

畑においたまま、種球が大きくなるのを待ちます。

春になるとまた、新芽が出てくるので同じように収穫できます。

分葱栽培の注意事項

分葱を処分するときはしっかり枯らす

分葱の栽培が終わり球根を処分するときはしっかり枯れるまで待ちましょう。

抜いた状態のものを畑の隅に置いておくと、来年そこから分葱が伸びていき庭も分葱だらけになることもあります。

私の失敗談!現在も増殖中・・・

去年分葱を植えましたが、量が多くて食べきれませんでした。

その後、抜いた分葱を畑の隅に置いておきましたが、今年はそこから成長し、分葱の密集地帯が出来上がっています。

ことしは何も手をかけずに分葱が育ちました。

まとめ

  • 「わけぎ」と「アサツキ」は違うもの。でも気にする必要はなし!
  • 分葱の育て方は簡単。植え付けた後は手間いらず
  • 抜いた分葱の残骸は土に植えると無限増殖する

いかがでしたでしょうか。今回は「分葱」の育て方を紹介しました。

とは言っても植え付けた後は「放置」です。まったく手間がかかりません。!!

楽しい家庭菜園ライフを!!

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