ソフトテニスはフットワークが重要です。
ストローク、ボレー、スマッシュ、どのプレーでもフットワークは必須の条件です。
- 試合中のストロークのミスが多い
- 試合で2球目くらいでストロークのミスをしてしまう
- 相手のボールが速くないのに自分たちからミスをしてしまう
このような悩みを持っている「あなた」に対してミスが減るフットワークのポイントと練習の方法を紹介します。
試合中の使用するフットワークの種類
まずは試合中に使用するフットワークの種類についてです。
フットワークの方向
ベースラインに立ってストロークをするときには以下のような方向にフットワークをして移動しています。
- 前にいく場合
- 後ろに下がる場合
- 右に動く場合
- 左に動く場合
- ななめに動く場合
- ロブで走らされる場合
実際はもっとたくさんありますが、基本的なところではこのくらいかと思います。
フットワークの距離
方向以外にどのくらい移動するのかということも需要になります。
- サイドラインからサイドラインまで
- サイドラインからセンターまで
- ベースラインからサービスラインまで
- ベースラインからネットまで
これは遠い距離のボールを追いかけるので普通に走ってください。手をしっかり振って普通に走ることが控えめに言っても最速です。
- 現在の立ち位置から２，３歩
これは近い距離へのボールを追いかける動作になりフットワークの使い方でストロークのミスが大きく変わってきます。
フットワークのポイント
フットワークをよくするにはどのようなポイントを意識したらよいでしょうか
重心を低く構える
構え方ですが、肩幅より少し大きめに足を開き、膝を曲げます。
良い構えには重心を低くしてフットワークの始動を早める効果があります
よく、「腰をおとす」といわれることがありますが、その意味は「膝を曲げて重心を低くする」ということですね。
動き出しは腰から始動する
重心を低く構えると動き出しが速くなります、また動き出しの意識にも重要なポイントがあります。
動き出しをスムーズにするためには腰から始動することです。
腰から動き出すことで足が勝手に動き出し、その結果素早い移動が可能となります。
重心を低く構えているので重心は腰にあります。その腰から動き出すことで低い重心のまま移動が始まり目線の上下が少ないままボールを追いかけることができます。
これが、肩、もしくは足先から動き出すとその次に腰が動くのでワンテンポ動き出しが遅れます。
フットワークの強化方法
それでは重心の低い構えから素早くフットワークを行うためにはどのような練習をしたらよいでしょうか。
構えの練習
フットワークのスピードを上げるには、力の入っていない構えが重要です。
膝を軽く曲げた状態で必ず構えられるように、練習の時に意識した方が良いでしょう。
動き出しを早くする”構えの形”を作るため、効果的な練習方法を紹介します。
- ボール出しの人が立って上からボールを落とします。
- 練習者は足を肩幅に開き、膝を少しまげて、ボール出しの人の手の上に手をセットします。
- ボール出し者が手を放してボールが地面に落下する前に練習者はボールを下からキャッチします。
- この時に練習者は膝を曲げながらキャッチしないとボールをキャッチすることができないでしょう。
ボールが取れるようになってきたら、自然としっかりした構えの姿勢ができあがります。
フットワークの練習
フットワークの練習には近い距離、遠い距離の両方を行うとよいでしょう。
近い距離のフットワーク
- ベースライン上での回り込みでの1本打ち（手なげ）
- ベースラインからサービスラインへ前進する1本打ち（手投げ）
- サービスラインからベースラインに下がる1本打ち（手投げ
遠い距離のフットワーク
- サイドラインからサイドラインへ移動するストローク（反対側のベースラインから球出し）
各項目の練習時間は10分程度でOKです。
長く練習することよりも、いろいろな種類の練習をすることが効果的です。
関連記事⇒ストロークのミスを減らすには体幹トレーニングがおすすめ【ソフトテニス】
まとめ
- フットワークには前後左右、遠い距離、近い距離を最適に移動することが重要
- フットワークのポイントは重心を低くし、腰から動き出す
- フットワークに効果的な練習で強化しよう！！！
今回は試合でストロークミスが減るフットワークの強化方法について紹介しました。
ストロークミスが減ると相手をじわじわと追い詰めることができ、早いボールが打てなくても試合を有利に進めることができます。
あなたも今日からフットワークについて意識してみてはいかがでしょうか。
あなたも素敵なソフトテニスライフを！！
コメント