夏が過ぎると全国大会も終わり新し世代の選手がメインに変わり始める時期ですね。
みなさんは夏の大会の結果はいかがでしたでしょうか。
勝っても負けてもソフトテニスを楽しんんだ経験は、今後の人生できっとプラスになるでしょう。
新しい世代に変わったばかりの時期は、技術もまだ伸びている状態なので、すぐに試合で勝てるようになるとは限らないと思います。
初めて1年、2年目の選手では、まだ以下のような子ことで悩んでいないでしょうか。
- ストロークがなかなか続かない
- サービス、レシーブで失点してしまう。
- 試合でなかなか勝てない
そのような課題に対して、次の大会に向けてどのように上達していけばよいのかを説明していきます。
ソフトテニスの特徴
ソフトテニスはだダブルスが主な種目になっています。
ゴム製のボールなのでボールの打ち方で様々な変化をつけることができます。
ソフトテニスは「ミスをする」スポーツです
実はソフトテニスは「ミスをする」スポーツなんです。
テニスコートのサイズも、ミスが発生しやすくなるようなサイズになっています。
また、試合の得点/失点の分析をすると、失点による得点の変動が多いことに気づくことができます。
練習の心構えとして
- どうしたら早いボールを打つか?
- どうしたらコースを狙ったボールを打つか?
ということは意識しているかと思います。でももう一つ大切な要素があるんです。
いかにミスを少なくするのか。 です。
あなたはこのような視点で練習に取り組んでいますか。
同じ練習でも”ミスを少なくするために”と意識するだけで、練習の効果が上がります。
ソフトテニスはミスをするスポーツなので、自分たちのミスが減れば試合で勝てる可能性が上がるということですね。
ボールの方向を予測するスポーツです
試合になるとどこにボールが飛んでくるのかわかりません。
そのため、相手がどこに、どのようなボールを打ってくるのか予測することが重要になります。
また、試合の前半と後半では予測のしかたも変わってきます。
試合の前半であれば、相手の打ち方、得意なボールの予測が必要になってきますが、試合の後半になると前半と同じような展開も出てくるので、前半で打たれたボールが今回も打たれる可能性・確率を考えて構える必要があります。
また、ファーストサービスが入る確率・可能性やシュートボールで攻め込まれる可能性、レシーブをロビング返され、振り回される可能性。
雁行陣であれば、前衛がポーチに出てくる可能性、自分のサイドを守っている可能性等を考えたうえで試合の展開を考える事で、相手のポイントを減らし、自分たちの得点へ変えることができます。
決められたコートの中に、得点できるポイントを見つけます
ダブルスであればコートの半面に2人しかいませんので、すべてをカバーすることはできません。
しかし、2人の立ち位置を工夫するだけでお互いのカバーエリアを狭くすることができ、相手に責められにくい体制を作ることができます。
逆に、相手のスキを見つける・スキを作ることができれば、積極的に攻めていくことができるでしょう。
例えば、自分がコートのサイドライン側へボールを打った場合、相手の選手はサイドライン上まで移動するのでセンター付近が空いてくると思います。
ベースライン際に深いボールを打った場合、相手は下がって打つので今度はネット際の場所に空きが出てきます。これが相手のスキを作りだすことになりますね。
小学生の試合で必要な技術
小学生の試合で勝てるようになるための技術について紹介してきます。
ミスをしないストローク力
ソフトテニスの基本的な技術ですが、とても大切です。
その中でも私は、”ミスをしないストローク力”が最も大切だと思います。
小学生のうちはまだ体も小さいので、早いボールを打つのは難しい選手も多いと思います。
早いボールを打てるようになる前に、ミスを減らす意識と練習が必要だと思います。
ソフトテニスはミスをするスポーツですから、ミスを減らせば勝てる確率が上がるということですね。
ストロークの上達の方法はこちらの記事で紹介しています。
【関連記事】⇒【ソフトテニス】試合でストロークが打てるようになるポイント
ファーストサービスの入る確率が高い
ファーストサービスは試合の中で唯一自分でボールを上げて打つことができるプレーです。
また、ポイントの始まりのプレーでもあるため、相手も緊張した状態の可能性があります。
ファーストサービスの確率が高い選手はそれだけで相手にプレッシャーを与えることができます。
先手必勝できるかどうかはファーストサービスの確率が大きく影響してきます。
効果的な練習方法を紹介します
ストロークやファーストサービスを上達させるにはどのような練習をすればよいでしょうか。
私がおすすめする練習方法を紹介します。
ストロークのミスをなくす!フットワーク付きの一本打ち
ミスを少なくするためには、早いフットワークが重要になります。
ボールの位置まで素早く移動しラケットを振る時間を作るための練習になります。
【練習方法】
①選手はベースラインに立つ / 玉上げはサービスラインくらいに立ち、下投げで出す
ボールを出す位置
1)ベースライン付近
2)サービスライン付近
選手の動き
1)ベースラインから一度下がって前進しながら打つ
2)サービスラインまで前進して打つ
この練習を繰り返すことで前後のフットワークが身に付きます。
慣れてきたら、ボールを低く出して、選手が自然に早くフットワーク するようにしていきましょう。
【応用練習】
応用として左右のボール出しもできます。
・フォアハンドと回り込みのフォアハンド
・フォアハンドとバックハンド
という組み合わせで行っても効果的です。
ファーストサービスの確率を上げる練習
ファーストサービスの確率を上げるためにはサービスを入れたい場所の目標を決めることが重要です。
カットサービスの場合
カットサービスは回転のかかり方、入る場所がポイントです。しっかり回転をかけて、センターとクロスにしっかり狙ってサービスを打ちます。
【練習方法】
- 正クロス・逆クロスを交互にうち2本連続→4本連続→6本連続と増やしていき、最後は10本連続で入れるようにします
- サービスのみに集中し、レシーブの選手はなくて構いません。
オーバーハンドサービスの場合
上から打つオーバーハンドサービスの場合でもサービスを入れたい場所の目標を決めて練習します。
【練習方法】
グリップはセミイースタン
手首は柔らかく使う
下からボールを包み込むような感覚でとらえる
①最初は確実に入るようにゆっくりとしたサービスを練習します。狙う場所はセンターとクロスの2か所にします。必ず2か所に打ち分けるようにしましょう。
②サービスはしっかり時間を使い、たくさんボールを打つようにしましょう。慣れてくれば左右の打ち分けができるようになってきます。
まとめ
- ソフトテニスは「ミスをする・確率を予測するスポーツです」
- ジュニアの試合で必要な技術はストローク力とファーストサービスの確率
- 効果的な練習方法を紹介しましたので明日からでも取り組んでみましょう
いかがでしたでしょうか。今回はジュニアの上達に効果的な練習メニューを紹介しました。
練習は継続的に行うことで少しずつ上達していきます。
すぐにはできるようにならないと思いますので、少しでも上津にできたら褒めてあげることも大切だと思います。
この練習を取り組むことで上達が早まることを期待しています。
質問等があればコメントお願いします。
あなたも、素敵なソフトテニスライフを!!
以上、そるとファームでした。
その他の上達方法についても紹介しています。
関連記事 ⇒ 【初心者向け】明日から使えるソフトテニスのロブの使い方
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