ガット(ストリング)が切れる理由・切れたときの対処法【ソフトテニス】

gut-reason-recovery-storage ソフトテニス

ソフトテニスの道具の中で、とても重要な意味を持っているガット(ストリング)です。

ボールをとらえて打ち出すのはガットの役割なので、ガットの管理をしっかり行いましょう。

ガットが切れたときを想定して対処方法を準備しておくと安心ですね。

今回は初心者におすすめの豆知識「切れる理由・対処法・保管方法」を紹介していきます。

  • ガットが切れる理由って何か知りたい
  • ガットが切れる位置は意味があるのか知りたい
  • 試合でガットが切れないか心配だけどどうしたらよいか
  • ガットを長持ちさせるラケットの保管方法がしりたい

このような疑問に答えていきます。

この記事を読んでいただければ、初心者のあなたでもガットの大切さがわかり、ラケットの性能を生かすことであなたのプレーも上達していくでしょう。

ガットの語源、材質や太さに関する記事は下の記事で紹介しています。
関連記事 ⇒ ソフトテニス初心者におすすめのガットの豆知識【語源、材質、太さ】

ガットの切れる位置でわかる自分のレベル

ボールを打つときはラケットの面の真中に当てると思います。

初心者であってもラケット面の真ん中を狙うでしょう。

真ん中で打つことで狙ったところへボールを飛ばすことができます。

しかし、ガットは真ん中で切れるとは限りません。その理由を説明していきます。

真中で切れてしまう人

とても上手な人の切れ方です。

ほとんどのボールをラケット面の真中で打てている証拠です。

真ん中しか当てないために真中に集中してダメージを受けるので切れやすくなっています。

ハードヒッターの場合は1週間くらいで切れることもあります。

はじっこで切れてしまう人

フレームの近くで打球してしまうと、必要以上に負担がかかってしまいます。

また、ミスショットが続くと端っこに負担がかかり切れてしまうこともあります。

特にガットを新しく張り替えたときなどは、全体で緩みが少ない為、さらに切れ易い状態になっています。
真ん中で切れる人はラケットの面の真ん中でボールをとらえられているということです。

端っこで切れる人は、ミスショットが多いということになります。

ガットが切れたときにどこが切れたか見てみるとよいでしょう。

端っこで切れていても落ち込む必要はありません。

誰でも最初は端っこが切れるんです。

ガットが切れてしまったら

試合や練習中に『ガットが切れてしまった!』というときはどのようにしたらよいでしょうか。

ガットを切ってテンションを開放する

女性やソフトテニスではあまりガットが切れることはありませんが、切れてしまったときは中心から放射線状に十文字にすべてのガットを切って、テンションを解放してあげましょう。

一箇所だけ切れたまま放っておくと、そこだけテンションが緩くなりますが、他が締めつけられたままの状態なので、フレームが変形してしまう可能性があります。

ガットを切る道具をラケットバックに入れておくと便利だと思います。ヨネックスからガットを切るハサミが出ています。

 少しこだわりがある人はニッパーやペンチのセットも出ています。

2本目のラケットを準備しておく

試合中にガットが切れてしまった場合、棄権になりたくありませんよね。
その時を想定して2本目のラケット準備しておきましょう。

メインと同じラケット、同じガット、テンションが理想的ですが、お金もかかるので、自分が昔使用していたラケットでも十分です。
自分の昔のラケットであれば、感覚をすぐに取り戻すことができるので、試合中でも不安は和らぐのではないでしょうか。

サブラケットのポイント

サブのラケットは普段から使わないともったいないので、練習で使える仕様にしておくと便利です。

ガットは自分が気になっているものを張る

お試しで打てるようにしておく。そのガットが気に入ればメインのラケットに張る

ガットのテンションを変えてみる

1ポンド緩め、1ポンド硬めの様に少し調整してみて、どちらが自分に合っているのか試してみる。

大きく差を出すのなら2ポンド以上変える方がよいでしょう。

雨の日用として準備しておく

雨の中の練習はガットが伸びやすくなってしまいます。

サブラケットを雨日の練習用として使用し、メインのラケットのガットを消耗させないという工夫が可能になります。

ラケットの保管方法

暖かい季節しかプレイしない人や半年以上ラケットを使用しない場合は、ガットを切って保管しておくとフレームの性能を長持ちさせることが出来ます。

車などの高温になる場所での保管はフレームに負担をかけるだけではなく、ガットを伸ばしてしまい、性能が下がっていくので避けましょう。

梅雨時期の湿度が高い状態もガットを劣化させる要因になります。

ラケットバックに入れて湿気が少ない場所で保管しましょう。

練習中の雨でガットが濡れてしまったときは、タオルでガットをしっかり拭いてからしまうとガットの伸びを抑えることができます。

関連記事⇒ソフトテニスプレイヤー必見:プレースタイルに合わせた最適なガット選びの秘訣とは?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はガットの豆知識「切れる理由・対処法・保管方法」を紹介しました。

ボールと直接接触するガットはとても繊細です。太さや種類が変わっただけで、あなたのプレーにも大きな影響を与えます。

初心者のあなたはなかなかどのガットの違いを感じられないかもしれないので、その時はスポーツショップで相談するとよいでしょう。

材質や構造の違うガットも試して見て、自分に一番あったガットを探しましょう。

あなたもガットの特性を理解して、あなたに合うガットを探してみてはいかがでしょうか。

あなたも素敵なソフトテニスライフを。

関連記事⇒ソフトテニス初心者におすすめのガットの豆知識【硬さ・テンション・張替えタイミング】

コメント

タイトルとURLをコピーしました