毎日晴れている日が続いていますが、畑に水遣りは必要ですか?
枯れてしまわないか心配です。
そんな疑問にお答えします。
私は家庭菜園歴10年です。基本は週末しか畑を管理できません。
そんな私ができる簡単なコツを紹介していきます。
野菜には故郷がある
野菜には原産地というものがあります。その野菜がもともと生息していた地域のことです。
野菜の故郷とは
野菜には原産地というものがあります。
人間で言えば実家みたいものですね。
野菜の原産地
その野菜に適した環境を知るということは、その原産地の環境を知ることです。あまり資料がなくて、その野菜の性質がわからないときでも、原産地の気候や風土にあった環境を与えてやれば、たいていは元気に育ちます。
水分を必要としない野菜もある
家庭菜園でよく作られる野菜の原生地を紹介します。
原産地は南アメリカのアンデス山脈高原なんです。適温は昼温20 – 25 ℃、夜温10 – 20 ℃とされる。
実はトマトは潅水量が多すぎると果実が割れ、少ないと障害果が発生します。
潅水量を減らすことで高糖度な果実を生産することができますが、収穫量が減るので注意が必要です。
原産地はインドの東部が有力であると言われています。
ナスは夏野菜の代表的な野菜の一つです。インド原産と言われ高温多湿で水を好むことから日本の気候によく合います。
初心者向けの育てやすい野菜で、種まきからでも苗からでも育てることができます。
ピーマンはもともと中央アメリカから南アメリカの熱帯地方が原産といわれるとうがらしの一種です。
生育適温は他の果菜類と比較してやや高く22~30℃で、寒さに敏感な野菜です。
暖かい場所を好み、多湿と乾燥に弱いことです。
水遣りは不要
トマトの様に乾燥に強い野菜は基本的に水遣りは不要です。
家庭菜園で庭に植えている場合は雨で地面に水をたまるので問題ありません。
マルチリングしよう
マルチリングをすると土に水分が残りやすくなります。また、雑草対策にもなるのでマルチリングをしましょう。
乾燥に強くないナスやピーマンでも私は水遣りを行いません。それでも50個くらいは収穫可能です。
水遣りは植え付けた時のみでOK
苗を買ってきて植えつけた時は水をあげます。まだ根が張っていないので、それまでの間に枯れないようにする為です。
マルチリングをしておけば雨が降った時の水分で土の中に蓄えてもらえます。
私はそれ以降一切水遣りはおこないません。
あとはのんびり育っていくのを待ちましょう。
まとめ
- 野菜には原産地という故郷がある
- トマトは水分が少ないと甘くなる
- マルチリングをして楽をしよう
- 水遣りは植えつけた時のみでOK
- 水遣りはサボれます。
いかがでしたでしょうか?今回は家庭菜園の水遣りについて掘り下げてみました。
あなたも素敵な栽培生活を。
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