1日練習したあとは体に疲労が溜まりますよね。
疲労回復できる方法はたくさんありますが、手軽な野菜を食べるだけで疲労回復ができれば、次の日の練習も集中できるようになり、どんどん上達していくことでしょう。
今回は疲労回復に関する情報と、疲労回復に効果がある野菜を紹介します。
疲労はなぜたまるのか
疲労はなぜたまるのでしょうか?疲労が溜まるメカニズムを簡単に紹介します。
疲労は3つの種類がある
疲労には大きく分けて肉体疲労、精神的疲労、神経的疲労の3つの種類があります。
肉体的疲労の主な原因は、筋肉を動かすためのエネルギーの不足と、疲労物質(乳酸)の蓄積。ガソリンが切れた車が動かないのと同じように、筋肉もエネルギー不足の状態では力を発揮することができません。また、糖質が分解されてエネルギーとなるときにできるのが乳酸。筋肉は酸性に弱いため、乳酸が多く蓄積されると十分に働けなくなります。それが疲れやだるさ、筋肉の張りとなってあらわれます。精神的疲労は、人間関係や悩み事などのストレスを原因とする心の疲れ。神経的疲労は、デスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことによって起こる、頭の疲れです。
出典:世田谷区保健センター
肉体疲労:ソフトテニスの練習後に一番感じるのが肉体疲労ということですね。
精神的疲労:調子が悪い時に悩んだりすることより発生する心の疲れが精神的疲労
精神的疲労:試合の緊張により発生する心の疲れが精神的疲労
疲労とるためにやっている間違い3つ
疲労を取るために効きそうで実は効かないものを紹介します。
栄養ドリンクでは疲労はとれない
コンビニでも手に入る身近な栄養ドリンク。実は、飲んで疲れがとれる可能性は極めて低いです。
ラベルを見ると「タウリン????mg配合」と書いてあるものがありますが、タウリンが人間に対し疲労回復効果があるという科学的立証はなされていません。栄養ドリンクを飲んで「すっきりして目が冴えた、エネルギーを感じた」と感じることがあると思いますが、カフェインの覚醒作用によるものです。
栄養ドリンクは一時的に疲れを気にしないようにするものであり、徹夜明けなどに活用する分には価値がありますが、長期的に服用しても逆に健康を害する恐れがあります。
うなぎでは疲労回復できない
うなぎは昔から「精がつく」と言われ、夏の疲れをとってくれる食材として親しまれてきました。
しかし、うなぎの様な「スタミナ食」と呼ばれる食材は疲労回復効果が認められているものは実はありません。
むしろ胃に負担がかかり疲れてしまうこともあります。うなぎに豊富に含まれているビタミンAやB1の摂取充足率は100%を超えています。
そのため、あえて「うなぎ」を摂取しても疲労を回復させる効果は期待できないのです。
熱いお風呂は疲れが取れない。むしろ疲れが倍増する
熱い温泉にゆっくりつかれば疲れも吹っ飛ぶような気がするかもしれませんが、実はこれは勘違いです。
熱い湯に入ると脳に快感物質が分泌されるため、むしろ余計に疲れてしまいます。温泉に行くとよく眠れるというのも、そもそも熱い湯に入ることで体が疲れてしまっているからです。
疲労回復効果を期待するなら38度~40度のぬるめのお湯に15分、半身浴でじっくり入る入浴法がおすすめです。
疲労をためない野菜とは
夏野菜
野菜のなかでも夏に旬を迎える「夏野菜」は抗酸化成分を多く含み、疲労回復に効果的です。
夏野菜は家庭菜園でもとても作りやすいので植えておくと重宝します。
夏野菜は生でも食べることができ、加熱してもビタミンが壊れにくいうれしい効果もあります。
トマトとナスがお勧め
トマトやナスの夏野菜独特の色はポリフェノール由来のものです。
ナスの紫はナスニン・トマトの赤はリコピンといった成分が含まれています。
そして、色鮮やかなものほど抗酸化作用に優れていてといえるので栽培、収穫の際は鮮やかな色を目安に栽培にしてみるのがお勧めです。
関連記事⇒初心者向け!手間をかけない簡単なトマトの育て方【3つのステップ】
まとめ
- 疲労の種類は肉体疲労、精神的疲労、神経的疲労の3種類
- 栄養ドリンク、うなぎ、熱いお風呂では疲れはとれない
- 夏野菜(トマト、ナス)は疲労回復に効果的
今回は疲労について掘り下げてみました。
あなたも明日から夏野菜を食べて疲労を残さないまま大会を乗り切りましょう。
あなたにとって最高のソフトテニスライフになりますように。

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